こんにちは(・。・)
今回は山口市徳地にあります新谷酒蔵さんを撮影させていただきましたので、そのご報告を。新谷酒蔵さんはご夫婦2人でお酒造りから営業まで行う小さな酒造。杜氏の新谷文子さんは全国的にも珍しい女性杜氏です。多くの日本酒は秋に収穫したお米を気温の低い冬季に仕込む「寒造り」ですが、新谷酒蔵は年間を通じて造る「四季醸造」で酒造りを行ってます。
お酒はワインとか焼酎とか様々な種類がありますけど、それぞれ役割がありましてですね。例えば赤ワインは肉料理を食べて脂っぽくなった口の中をさっぱりさせたり、白ワインは魚介の臭みを取り除いてくれます。そして日本酒は料理と合わさることで効果を発揮するというか、味の調和ですね。もちろん口をリフレッシュさせる役割もありますけども、基本的に飲食店は自分のお店の料理に合うお酒を置いているはずです。
と、お酒の話はほどほどにして、内容はリーフレット(宣伝用の印刷物)に使用するお酒の撮影。あとホームページにも使用されるはずです。僕も今まで色んな撮影しましたけど、物撮りは1.2を争うくらい難易度が高いと思ってます。それでは実際に僕が撮った写真をいくつか掲載したいと思います。※掲載については新谷酒蔵さんから許可済です。
この手づくり感が良い。
なんとなく最近の日本酒は機械的に生成しているイメージがありましたが、新谷酒蔵さんのこの手づくり感はいいですよね。写真はお米を蒸しているもので、屋根からの湯気が昔ながらの酒造という印象を受けます。四季を通じて造ることから味を安定させることはかなり難しいようです。そういえばラーメン屋でも開店から閉店まで一定の味を出すって難しいと聞いたことありますので、それ以上なのかも。
蒸したお米は平らに広げて、麹菌を散布します。(たしか麹菌だったはず)やはり温度管理が重要みたいで、何度もお米内部の温度を測っておられました。ちなみにここに入るときはキチンと除菌して白衣を着てます。あと絶対に注意しなくてはならないのは微生物。中でも納豆菌は生命力が強いため、それが少しでも混ざると失敗します。なので事前に納豆だけは避けましょう。
新姫~シンデレラ。
山口県のオリジナル酒米「西都の雫」を38%まで磨き、低温でじっくり発酵。細かい工程は僕も把握できてませんけど、けっこう高級な純米大吟醸酒です。ラベルを見た感じだと上品で女性向けの印象を受けますので、プレゼントにも良いと思います。
写真は日本酒をワイングラスに注ぎました。おちょこで飲むイメージですが、ワイングラスで飲むのも最近は多いみたいなので。下の写真はサテンというか艶のあるシルク素材の布を敷きました。
わかむすめ(月草、薄花桜、燕子花)
こちらのわかむすめ月草は、ブリュッセル国際コンクールの純米酒部門でプラチナ賞を受賞しております。ちなみに以前は漢字で和可娘でした。3本並べると色合いが綺麗ですね。これセット販売はあるんですかね。小瓶の箱入り3本セットだとギフトに良さそうです。※写真は720ml瓶
以上、新谷酒蔵さんの広告撮影でございました。ご夫婦2人で造る日本酒、これからの活躍が楽しみです。今はもう海外で日本酒はかなり売れてますから、ヨーロッパやアメリカあたりで売れるようになるといいですね。海外では関税や輸送コストの関係で値段も高めになりますので、セレブというか富裕層に売り込みたいところです。
これらの日本酒を購入してみたい場合は、山口県内の販売店、もしくはホームページよりお問合わせください。宜しくお願いいたします。