ホタルの写真

※クリックで拡大されます。

蛍の撮影には三脚は必須。まずは定番である光の軌跡を撮る方法。この場合に重要なのは背景に何を映すか。早目にロケハンしピントも合わせておこう。薄暗い時間帯に、少し絞って(F5.6あたり)撮影しておきよりクリアな背景を用意しておくといいです。この写真は後で合成するときに使用します。

設定はホタルの種類によって変わるが
ISO=1000前後
SS=20~30秒
F値=2.8(開放)
あくまで目安なので調整は必要です。時間帯が夜ということもあり夜景撮影と少し似ています。掲載している写真はゲンジボタルとヒメボタルですが、それぞれ光り方が違うだけで設定はあまり変わりません。

しかし1度でも撮影すれば分かることですが1枚撮ると何か物足りないことに気づきます。そこで同じ場所から10枚前後撮影し比較明合成で重ねるという定番の方法があります。(私はフォトショップを使用してますが無料ソフトもあるはず。)簡単に説明すると、複数撮った写真を重ねてあたかも多く飛んでいるように見せる方法です。

あとはマクロレンズを使用しての接写です。都合よく撮りやすい草にホタルがいないと難しいので、光の軌跡よりもやや難易度は高い。被写体であるホタルが見つかれば三脚を固定。背景にも気を配りつつピントを合わせます。そしてホタルが発光を開始すると同時にシャッターを切ります(だいたい1秒ほど)

蛍が出現しやすい条件
■湿度が高くジメジメしている。
■月明かりがなく曇っている。
■風があまり吹いていない。

※ホタルの撮影ではフラッシュ等の強い光は厳禁。懐中電灯はもちろんスマホで撮る方も撮影時はフラッシュをオフにしてください。また撮影地へは車で近くまで行かないよう配慮の方お願いいたします。

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