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風景(景色)
風景で最も大切なのは構図(フレーミング)、三分割や対角線、そしてシンメトリーなど一口に構図と言っても色々と存在してます。僕はファインダーを覗いたときに違和感がある「YES」or「NO」で判断しております。まぁ構図は自由だ。ただし余計なものは入れないよう注意。
露出は最近のカメラはかなり優秀なのでオートで撮ってもそれなりに映ります。手ブレも怖いのでレンズの焦点距離100mmは超えない方が無難かなと。広角~標準でおさめるのが基本となりそうです。
逆光で撮れば太陽が邪魔になりそうだが絞れば写真の良いアクセントにもなる。順光であればPLフィルターを使用し大気や水面の反射を抑えクッキリとした色鮮やかな写真に仕上がることもできます。
夕陽(夕焼け)
陽が沈む時間帯を狙えば簡単に撮れますが足繫く通う必要があります。三脚とレリーズがあった方が確実。ただ私はフットワークが重くなるという理由で使用しないケースも多いです。
ISO=400前後
SS=1/200くらい
F値=8前後
このへんは目安として自分で調整しよう。絞り優先モードで撮影するとより簡単です。しかし実際に撮ってみると、イメージと違いそこまで色合いがクッキリならないかと思う。そんなときはホワイトバランスを変更したり、露出補正をちょっと下げてみてください。夕陽の赤みが強調されハッキリと出てきます。
マジックアワー
マジックアワーは日の出の直前と日没直後。トワイライトタイムとも呼ぶらしいです。夕方と夜の中間くらいの位置づけ。夜景撮影やポートレート撮影にも好まれており、個人的にも1日が最も美しく映る時間と思う。
夕陽を撮影し撮り終えて帰る人もいるがマジックアワーのためもう少し我慢しよう。夕陽撮影と同じでコツ特にないが、湖や海など何らかの被写体というか背景は欲しい。加工しすぎるとトーンジャンプがおこり見た目が悪くなるので注意しよう。
夜景(工業夜景)
基本的にシャッタースピードが長いので三脚は必須。使えない場所はISOを上げて対応する。ただ基本的にマニュアルで感度は低めに設定。手ブレ防止のためにレリーズがあると良い。
煙や光を軌跡を撮る場合はSS=20秒前後。絞りを13とか場所によって20まで絞る。ピントはライブビューで拡大して合わせると簡単です。天候は晴天が好ましく日没30分が狙い目。マジックアワーの時間帯が最も綺麗かな。
ライトアップ(イベント)
山口県のお祭りやイベントで撮った写真。人が多いから場所取りが困難というだけで普通に夜景とか風景を撮る感覚と同じ。他のカメラマンとお話しする機会が多く何かと勉強になるのでイベント系はなるべく顔を出すようにしています。
星景
星は晴天などの条件さえ整えば、基本的に広角と明るいレンズで簡単に撮れます。ただ風景の中ではわりと機材に左右されるところはあるのかなと。例えばノイズが少ない高感度に強いカメラが有利などなど。
ISO=1600~3200
SS=20秒前後
F値=2.8~4くらい
あと星はレタッチです。明瞭度を最大まで上げたり、部分的に明るくしたり、撮影3割・レタッチ7割くらいじゃないですかね。パソコンでの編集能力に力を入れたほうがいいかも。
冬景色
あまり雪が降らない山口県の冬景色。氷点下では使用できないカメラもあるが山口県はさほど気温が下がらないので今まで作動トラブルは起こってません。雪は基本的にストロボで捕えますが合成でも付け加えることもできます。寒さを表現するためホワイトバランスはケルビンを下げて青みを出してもいい。