こんにちは(・。・)
山口県では梅雨の不快なじっとりとした空気と30度の暑さが猛威を振るっております。この時期は部屋でエアコンを除湿にしてガリガリくんでも食べて過ごしたいところですね。まぁ僕レベルになると猛暑でも極寒でも撮影に出かけるわけですけども。
本日の舞台は長門市は元乃隅稲成神社(もとのすみいなりじんじゃ)。写真をご覧いただければ分かる通り、赤い鳥居が100本以上もズラリと並ぶ。この神社は昭和30年に島根県津和野町太鼓谷稲成から分霊されたもので、アクセスが悪いにも関わらず連休はけっこう人が多い。
で、ここで何を撮るのかというと、もちろんポートレートだ。実は以前に1度だけ来たことがある(上の写真は以前に撮影したもので、この日に撮ったものではありません)。あまりの遠さにこんな場所は忘れかけていたのだが、今回のモデルさんの希望で元乃隅稲成神社になりました。
お世話になる迷子のヘルさん。
今回お世話になるのは「迷子のヘルさん」。言うまでもなくハンドルネームだ。この方は山口県民ではなく福岡県民。わざわざ高速を飛ばして来てくれた。しかも衣装を浴衣とセーラー服を用意してくれて、どちらも僕も大好物です。ありがとうございます。
下関に集合することになり、そこまで車で2時間弱、長門まで2時間弱、帰りの移動も合わせると移動だけで・・・7時間くらい?撮影時間よりも移動時間の方が長いという暴挙というか何と言うか。これでいい写真が撮れなかったらどうするよ。全て僕の責任だよこれ。
あ、ここの神社の変わったところは賽銭箱が鳥居の上にくっ付いてるという。ナニコレ珍百景でも紹介されました。賽銭を投げて入れば願いが叶うと言われてまして、ヘルさんにも投げてもらった結果・・・ダメでした。上手く言えないけど入る気配がなかったもので(笑
ということで、なかなかの猛暑ではありますが、宜しくお願いします。
まずは浴衣を着て歩こうか。
今回は18-55mmの標準ズームと、35mmの単焦点の2本。彼女は人物をメインにするより、風景がメインに人物はおまけ的な撮られ方が好きみたい。なので僕が風景を撮るときと同じレンズを選び、かつカメラの設定も風景撮りとほぼ同じにしました。
僕の写真が下手かはさておき、こんなロケ地で浴衣を着れば、ぶっちゃけ初心者の方でもそれなりの写真が撮れます。ポートレートは場所選びも大切ですからね~。
雨もそうですけど、潮風に晒されて赤い塗り?はボロボロに剥げてます。これがまた廃墟のように味があっていいですな。ちなみにこのモデルさん廃墟がすごい好きみたいで、色んなところで撮ってるそうです。僕はチキンというかビビリなので行けません。
続いてセーラー服にお着替え。
けっこうな暑さの中、わざわざセーラー服に着替えていただきました。場所移動もしてないので、同じようなカットになるかも。一応、カメラの設定とかレタッチで雰囲気はやや変えてます。
まぁ鳥居を前ボケにしたり背景ボケにしたりですねー。隙間からの覗き込みカットとか、ポートレートではタブーとされる首切り構図ならぬ首なし構図で撮ってみたり。思いつきで撮ってみたけど、やっぱり遊び心も必要ですしおすし。
以上、元乃隅稲成神社でのポートレートでした。浴衣もセーラー服もどちらも相性は良かったみたいです。逆にドレスとか白ワンピとは合いそうにないな。
人が多かったから次に来るなら人が少ない平日の早朝あたりを狙ってみたい。あとせっかく海に面しているので風景もガッツリ入れて撮ってみようと思います。
おまけ。
この元乃隅稲成神社は長門市の観光地の1つでして、もう1つ「龍宮の潮吹き」という観光地と隣接しています。景色はどちらかというとこちらの方が綺麗ですね。風が強かったので髪がいい感じになびいてくれた。
ちょっとアップしすぎたかな。ただ山口県で人物を撮ってる人、ここは景色も綺麗だし撮ってて面白いのでオススメです。移動が大変ですけどぜひドライブがてらどうぞ。
ということで迷子のヘルさん、わざわざ福岡からありがとうございました~そしてお疲れ様でした。次はどこかの廃墟で撮影しましょう~。