こんばんは(・。・)
今回はちょっと面白い光景をお見せしようと思う。この時期といえば鯉のぼりが空を舞っているが、防府市の佐波川には水の中を泳ぐ鯉のぼりが存在するのだ。その名も「水中鯉のぼり」。僕は勝手にそう呼んでます。全国的にも珍しく、県外からも多くの見物客やカメラマンが訪れる。
どんな光景かは写真を見てもらえれば分かる通り。だいたい50匹前後の鯉のぼりを泳がせている。観光地というよりは地域イベントという感じなので看板などはない。知らない人が通りかかったら「何あの人だかり」と疑問に思うだろう。ちなみに一緒に行った相方さんはこのイベントを知らなかったので、地元でもマイナーなのかも。
基本的に橋上から楽しむのだ。
さてさて、この水中鯉のぼりの楽しみ方は色々あるが、基本的には橋上から見下ろすことになる。この田舎って感じの風景と合いますな。最近は知名度もそこそこ上がってきたのか、僕の写真を見て場所など詳細をメールで聞いてくる方もいらっしゃる。
で、いつか撮影してみたいカメラマンの方へ。ここは広角で撮るのが1番いいと思うんですけど、18mmとか24mmじゃちょっとダメかも知れません。10mmくらいの超広角レンズが欲しい。そして水面に太陽光が反射するのでPLフィルターを付けるべきですね。風景写真家にとってこれくらい常識か。
上の写真は18mmで撮ってますけど、鯉のぼりと青空を綺麗におさめることができませんでした。僕は普段風景とか撮らないので、思いっきり油断してましたわ。フォトショップというソフトを使ってごまかしてますけどね(笑
地元有志の活躍を撮る!
水中鯉のぼりと言っても、泳がせたら「ハイおしまい~」じゃなくて、水の流れとか風の影響で紐に引っかかったりするんです。なので地元の方が定期的に小舟を泳がせチェックしてくれてます。いやーホントに感謝しないと。
上の写真はタムロンの望遠レンズで撮りました。ということで、この水中鯉のぼりを普通に撮影するなら10mm前後の超広角と、300mm前後の望遠ズームがあれば大丈夫ですね。いつもはズームレンズは使用しない僕ですが、久しぶりに使ったらこんなに便利なのね。
最後に注意事項を書いておこう。
鯉のぼりが川を泳ぐ時期はGWなどの連休中です。上の写真を見ていただければわかる通り、橋上は常時3~40の人なので大変に混雑します。しかも橋上で対向車が来るとすれ違うことができないのでスペースまでバックしなければなりません。駐車場は広いんですけどそこに辿り着くまでが困難という。
あと看板がないので、正確な場所が分からない方はとにかく橋を目印にするといいでしょう。人が沢山いれば間違いなくそこで合ってます(笑)
ということで、防府市佐波川の水中鯉のぼりに興味を持たれた方、ぜひ安全運転でお越し下さい。特に小さなお子さんには喜ばれると思いますよ(^。^)