こんにちは(・。・)
今回は山口市仁保に咲く「一貫野の藤」を撮影してきましたのでアップしようかなと。ここは山口県でもおそらく1番だろう藤の名所なんです。シーズンになると県外からも多くのカメラマンが訪れるほど。開花がGW前後と観光客の方も足を運ばれるので常に人だかりができている。
ここの藤は一般的な藤棚ではなく藤の大木です。地元の方が周囲の川を整備したり管理しているようですが、人工的に作り上げた印象はまったくなく、周囲の景観はもちろん藤は自然そのままの姿に見えます。
大きさを伝えるのはなかなか難しいのですが、だいたい人と比較するとこんな感じ(写真上)。高さは何メートルか分からないけど迫力はありますね。とにかくアマチュアのカメラマンと観光客の方々が絶え間なくやってきます。カメラマン的には早朝を狙うべきだろう。もしくは深夜に来て星と一緒に撮るのも面白い。
人気の秘密は2つ。1つ目は高さのある藤の迫力。2つ目は藤の下に流れる小川とのコラボだろう。僕は撮影する前にネットで他の人がどんな写真を撮ってるんだろうと画像検索をしてみたんだけど、やっぱり下からのアングルでダイナミックさを伝える写真と、小川と藤を併せてスローシャッターで撮った写真。だいたいこの2つが多い印象を受けた。
で、僕は絶対に同じ写真は撮らない!と意気込んで行ったんですけど、やっぱり同じような写真になっちゃいました(汗)構図はもちろん違うと思うんですけど、ここの藤を綺麗に撮って伝えるにはそれが1番いい。「別にひねくれて意味不明な写真撮るよりマシだろう」と、風景写真は慣れてないけど普通の写真を撮りました。主題を「藤」とすると、副題は「小川」みたいな。
スローシャッターって言っても藤は風で微妙になびきますから、風が止むタイミングを狙うしかない。だいたいシャッタースピードは1/20前後に設定して、絞りを16くらい、感度は低め。普通に撮る場合はシャッタースピードを1/500くらい。絞りを8前後にして、感度を400前後に設定しています。正解かどうか分かりません。
レンズは18-55の激安標準ズームと、タムロンのコスパ高めの70-300望遠ズームを持っていきました。で、ここの藤を撮るなら10~14mmくらいの超広角があってもいいけど、24-70の標準ズーム1本でも十分撮れそうな気がします。あとスローシャッターで切るなら三脚は必要なので(言うまでもないですけど)
5月の連休はぜひお越し下さい。
一貫野地区の藤は見頃がだいたい5月初旬~中旬くらいですけど、例年開花がけっこう変わります。風が強いとすぐ散っちゃいますし、なかなか満開時に出会えないかも知れません。県外から足を運ばれる方は空振りにならないようこまめなチェックは必要です。
私は花とか風景はあまり撮らなくなりましたが、時間があればもちろん山口県の色んな場所へ出かけております。なので現在の開花状況を知りたい方がいらっしゃれば問い合わせからご連絡いただければと思います。対応できる可能性がありますので。
上の写真は一緒に行った相方さんです。
以上(・。・)